メンタルオーガナイザーの合宿に行ってきました!

今年で三回目。
一回目はこんな感じ→「環境を変えて学びを深める合宿@熱海」by 国分キャップ
二回目はこんな感じ→「メンタルオーガナイズスキルアップ合宿でパワーチャージ」by 松林奈萌ちゃん
他人のブログに頼りっぱなしで失礼^^;


昨年は、合宿の直ぐ後の熱の冷めない時期にインタビューを受けたので、
これをお読みいただくとよくわかると思うのですけど・・・


合宿とは、単なるお泊まり会にあらず!です
(当たり前か…^^;)




回を重ねてより実感することは、
皆さんのメンタルブロックってこうやって外れていくんだなーということ(笑)




だってね、私たちの合宿は、昔からよく言われる
「同じ釜の飯を食べて」のみならず、
「同じ温泉に浸かって」
「同じ部屋に布団を敷く」(超短期だけど)共同生活なんです。

(あ、今回のお宿はお布団は敷いてくれました/笑)


さすがに20名で1部屋というわけにはいきませんが、
いわゆるシングルルームにそれぞれ・・・というのは敢えて避けていて
一部屋に4〜6名くらいで寝起きするというスタイルを選んでいます。

(はい、私もそのうちのどこかの部屋に混ざります^^)


初参加の人は、その状況にドキドキ(ドギマギ?)されていたみたいなのですが、
裸の付き合い→スッピンの付き合いは、なかなかの開放感があっていいものです(笑)





また、今回は特に
合宿のキーノートとするべく、一日目の始まりに私からお話させていただいた
「Vulnerability」(ヴァルネラビリティ)に関することが
参加者の皆さんの関わり方の意識に変化を起したように思います。


「Vulnerability」(ヴァルネラビリティ)とは
 通常は「脆弱性、弱さ、脆さ」のように訳されるもののようですが、

私が今回引用したのは、ブレネー・ブラウン博士の著書からの定義

「不確実性、リスク、生身をさらすこと」

 
詳しくはこちらの著書や

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4763133004/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4763133004&linkCode=as2&tag=shineicc-22
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こちらのTEDトークをご覧になっていただくと良いと思うのですが
(これ聞いて、私は大人の階段を二段くらい上がったと思うわ…。紹介してくれた亜里さんありがとう♪)

https://www.ted.com/talks/brene_brown_on_vulnerability?language=ja
クリックすると↑彼女のTEDのサイトが開きます




わたし流に端的にまとめると・・・


人は誰でも、こころの中に
自分の「脆さ」や「傷つきやすさ」を感じる部分を持っていて

そこに触れられるようなセンサーがはたらくと
通常は「逃避」したり「迎合」したり「攻撃」したり して
 「傷ついてなんかいません」モードに瞬時にシフトしようしがちだけれど、

自分がどんなところに脆さを持っているのか、とか
どういう領域のことに触れられるとこころの中がザワつくのか、とかを
冷静に見つめて、理解して、受け入れていくことが

たとえリスクがあって、結果が不確実であったとしても
勇気を持ってその不安を乗り越える強さを育むことになるし、

そうすることこそが、
「偽りのない自分として人生を生きること」に繋がっていくんだよね…


という感じでしょうか。


「強みを生かす」 というのはとても魅力的で
私自身もいろいろなところでお話ししていることではあるのですが、
やっぱり、心というデリケートな部分を扱うには、
「人の弱さ(傷つきやすさ)」についてもしっかりと触れておいた方がいいかな…と
感じて、 今回の合宿ではそんなことを分かち合ったわけです。





メンタルオーガナイザーは、
カウンセラーでもコーチでもないのだけれど、

心の片づけというからには、
嬉しいことに限らず、辛いことにも限らず、

これまで心の奥の方に仕舞っておいた何かをクライエントさん自身が取り出したくなって
一緒に眺める瞬間を持つことになるかもしれないし、

クライエントさんがずっと抱えて来たことに気付いていなかったようなものを
一緒に発見する場に立ち会うようなことだってあるかもしれません。



当然、メンタルオーガナイザー自身も一人の人間として、
脆さや傷つきやすさを持っている人。


だからそこ、そんな自分の脆さや傷つきやすさにもフタをせずに、
冷静に分析することや、本当の自分らしさの探求や、温かな人とのつながりの必要性や、
自分自身の心のケアの大切さを共有しておきたかったのです。




そんなキーノートも手伝ってか、懇親会も大いに盛り上がり、



翌日の小グループでの協同学習も予想以上の成果を感じられて



全体への発表も積極的に手を上げてくださる方が多くて盛り上がり



 そして、やっぱり浜名湖に来たんだから最後はこれだよね・・・と(笑)



 心も脳もお腹も目一杯満たして帰路についた今回の合宿でした。




安心安全を感じられた学習の場であったと、参加者の一人がおっしゃってくれたけれど、
それは誰か一人の頑張りによって出来上がるものではないわけで、
一人一人が何かを感じて、いろいろな選択をしてくれたからこその成果です。




この場を共に作ってくれた参加者の皆さんと、
合宿に送り出すために背後で様々なサポートしてくれたであろう参加者のご家族に、
心からの感謝を込めて・・・。







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