2017年7月13-16日にカナダのモントリオールで開催された、国際ポジティブ心理学会(通称:IPPA)のカンファレンスに行ってまいりました!

このカンファレンスは二年に一度ということで、今回を逃すと二年後か…と思い至ってAWEの代表理事 亜里さんと一緒に参加することにしたんです。



今年1月に私たちが立ち上げた 一般社団法人ウェルビーイング心理教育アカデミー(Academy for wellbeing education 通称:AWE)は、心と身体と社会とのつながりにおいて、幸福感を高め、バランスよく健やかな状態を維持しやすくするための科学的データを学びながら、実践するためのプログラムを提供しています。

その中の一つの柱となるのがポジティブ心理学であり、今回の学会に出席されていた研究者が発表しているデータの数々です。

今回のカンファレンスでは、講座で紹介している諸々のデータの中身はもちろん、その研究の背景や、そこに携わった先生たちの人柄にも触れることができました。


これまで本やTEDトークで見聞きしていたポジティブ心理学業界の有名人の方々が一堂に介している様子に興奮状態のミーハーな私…(笑)


順にご紹介いたします^^



まずは、幸せがずっと続く12の行動習慣 を書かれたソニア・リュボミュアスキー先生。

亜里さんが先に連絡をとっていて、今回は最初しかいらっしゃらないということを知っていたので、初日の忙しそうな合間にお声がけして撮ってもらいました^^




こちらは、AI(Appreciative Inquiry)を提唱したデービッド・クーパーライダー博士。
昔、日本で研究をされていたこともあり、私たちの質問にもすごく親身になって質問にも答えてくれました。








そしてこちらが、あのマーティン・セリグマン博士。

著名な先生方は、Conversation Hourという質問に答えてくれる(だけの)分科会を持たれているのですが、さすがセリグマン博士の前には分科会が終わった後にも、質問したい人や一緒に写真を撮りたい人たちで、長蛇の列!!

なかなか進まないね〜と一緒に並んでいた人たちとこぼしながら待っていたのですが、(一つ次のプログラム行けなかったほど^^;)でも、自分の番が来たらその理由が分かりました・・・

セリグマンマジック(←私が勝手に名付けた^^)なるものがあって、目の前で話し始めると、もっともっとと聞きたくなることが出てくるし、その一つ一つにしっかり目を見て答えてくれるんです。

質問したいときは「じゃぁこっちに座って…」とテーブルの方に促され、一緒に写真を撮りたいですというと「じゃぁこっちに行こう…」と壁の方にわざわざ移動してくださる。

ホントに(本や噂で聞く昔は気難しくて怒りっぽかったとはまったく思えない^^;)優しくてまるーい先生でした。








TEDトークで一躍有名になったアンジェラ・ダックワース先生。
代名詞ともなった 「GRIT」の著書は、日本の書店でも平積みされるほどの人気。
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

今回が初めてのIPPAでの登壇で、クロージングセッションを担当されました。
化粧っ気もなくて(笑)全然偉そうじゃなくて、というか良い意味ですごくフツーで、フレンドリーで、穏やかで、でもきっと芯には熱いものを持っているんだろうな…と感じさせる人でした。








最後は、バーバラ・フレデリクソン博士。
ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
誰をも包み込むような優しさで、あたたかく関わられる先生でした。

※余談ですが、私たちの団体名の略称は、AWEは“オウ”と呼びます。(たまたまですが^^)AWEには「畏敬」という意味があります。畏敬はバーバラ・フレデリクソン教授が本に書かれているポジティブ感情の一つです。今回多くの方に「いい名前だね〜」と言っていただきました。



亜里さん曰く「今回の大会のプログラムは、バーバラ先生の貢献が大きいと思う」とのこと。
それは、とてもバランスよく様々な分野からの研究発表があり、(素晴らしい実績があるのにこれまで縁遠かったため)今回初めてのスピーカーとして招かれた先生方がいらしたり、有名な研究データにチャレンジした新しい発表があったり・・・



最後の感謝の挨拶では、そのリーダーシップを讃えて拍手が鳴り止まず、スタンディングオベーション!


・・・・と、私の興味関心だけで人物紹介のみの記事になってしまいましたが(笑)

実際は、多岐に渡る幸せに関する発表を聞くにつけ(といってもとても全部聞きれないほどのプログラムの豊富さです^^;)、ポジティブ心理学の研究は、目を見張るようなスピードで、様々な大学の様々な研究者が取り組まれていることを肌で感じました。

伝統的な心理学を学んだ大学時代に比べたら、心理学ってこんなスピードで変化していくものなんだ…ということにビックリ!

日本からもいろいろな大学の先生方やプラクティショナーなど、30名を超える人たちが参加されていたようで、それにもまたビックリ!!

組織を超えて、分野を超えて、今後益々広がっていく学問なんだなーと確信しました。



AWEでは、そんないろいろな意味で刺激的だったこのカンファレンスの参加報告会を予定しています。

【AWE会員特典 国際ポジティブ心理学会参加報告会】
8月30日(水)20:00ー21:30
(zoomで行いますので、日本全国いえ世界各国どこからでも参加可能です)

こちらは、AWEの会員サービスの一環として行いますので、参加を希望される方はこの機会にぜひご入会ください。
(AWEの講座を受講されたことがある方は【正会員】、未受講の方&これから受けられる方は【準会員】のお手続きが可能です)

詳細はこちらの<入会案内>のページをどうぞ。

※8/26までにお手続きが完了されている方に、報告会のzoomアドレスをお送りします。




ちなみに今回の学会参加、私の英語力ではとてもとても良い情報をキャッチすることは難しかったので・・・^^;




日本ライフオーガナイザー協会ではずーっとお世話になっている ブラッドリー純子さんに、なんと今回は贅沢にも、私のプライベート通訳としてご同行いただきました。
スペシャルサンクス♡です。

純子さんがついていてくれたおかげで、学会中、亜里さんを自由にしてあげられたし(笑)毎晩のワインタイムも充実しておりました(爆)
(JALOにいて良かった^^ まゆゆ、ありがとう♪)


報告会では、亜里さんがこれまでの研究からの流れや変化、そして今回のカンファレンスのトレンドなどを話してくれます。

そして私からは、初めて参加して感じたことや今後の私たちの働きとして大切にしたいと思ったことなどをお伝えできればと思っています。



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