そもそもいつから「クローゼット」という言葉は市民権を得たのでしょう・・・?


アラバブ世代の(←アラウンドバブルな人達ね)私の記憶をたどってみると、
中学三年生で初めて自分の部屋を用意してもらったときは、
押入れとは異なる備え付けのお洋服収納スペースが壁に埋め込まれていたけれども
そのときは「クローゼット」なんて洒落た名前では呼んでいなかったはず・・・
(多分「壁のタンス」とか言ってたのかも?^^;;)




映画かドラマの中の主人公が使っていた、洋服やバッグを納めている「スペース」に
(↑タンスじゃなくて押入れでもないやつ)
靴も一緒に仕舞ってあったのを見て軽い衝撃を受けたのはどの作品だったんだろ・・・?(笑)



ま、でも私の中の《THE クローゼット》の印象は、やっぱりこれかな?





・・・と前置きが長くなったけれども、
この本、仲良しの鈴木尚子さんが先月出された著書です。






尚ちゃんとは、何度もコラボセミナーをしているし、
ご自宅にもお邪魔して彼女のクローゼットも覗かせてもらったし、
個人的にご飯行ったり、一緒に買い物付き合ってもらったりして
(私個人に似合う様々なポイントを教えてもらったりと非常に役得だと思っております…^^)

彼女のファッションに対する研究成果と考え方を聞かせてもらうことは
すでにかなり多いと思っていたけれども…





この本を読みながら

「クローゼットって本当に奥が深いのね」

とあらためて感じる気持ちと

「こんな風に《クローゼット》という場所と向き合う姿勢って、実は新しいんだよね」

という思いが湧きました。

(それで、冒頭の「クローゼットっていつから・・・?」と思った次第です)



日本ライフオーガナイザー協会は、片づけのプロ達を育成している団体ですが

片づけという大枠の中から《クローゼット》という女性の憧れ的スペースを絞り、そこに関する モノの選び方/整え方/維持の仕方等を磨き込んでいくには、彼女の牽引力が絶対的に必要だったと思います。

今では「クローゼットオーガナイザー」という資格を持った人たちもたくさん誕生しています。

この本を読んで、ある意味(ライフオーガナイザー協会としても)《クローゼット》という空間が特別になったな、と実感するに至りました。


きっと「素敵な」じゃなく「美しい」でもなく、「賢い」クローゼットに行き着いたのは
キッチンやリビングや洗面所より、クローゼットという場所がもっともっと

個人的な女性たちの歴史や葛藤や理想が詰め込まれている場所だから

なのではないでしょうか・・・




また、私の個人的な感想ですが、クローゼットの中身を見直すとき

自分が素敵に見えなくなったりしたアイテムを処分するようにしています。

と彼女は著書の中で潔く語っていますけど、
これって「自己吟味力への信頼度」を表しているなーと思います。


何を素敵と捉えるのかは、主観的な部分も多いけれど、鏡の中の現実をしっかりと受け止める(過少評価も過大評価もしない)力がある プロならではの発言だなと思いました。

(きっとこの自己吟味力があがったら「センスが磨かれる」ことになるんでしょうね^^;)





・・・で、

そんな尚ちゃんと久しぶりに何か講座しようか、と
ちょうど昨日も大阪での本部会議の後、二人でとりとめもなく話しこんでいたら

出来ましたよ!尚ちゃんと私のコラボ講座の新コンテンツ♪



そんなところを大阪のボディオーガナイザー陽子ちゃんにバッタリあって激写された^^

尚ちゃんの(ファッションだけじゃない)「自己吟味力」を
これまでとは違う形でお披露目しつつ、
働くママたちに役立てていただける内容に仕上げていきたいと考えています。

リリースは秋に!詳細はまた後日ご案内します。お楽しみに^^





【現在募集中の渡辺奈都子のセミナー&講演会についてはこちらをご覧ください】

→ セミナー&講座の今後のスケジュール



0 コメント :

コメントを投稿