私にとって、祈るということは、クリスチャンになってから手に入れた、
とても大切で有意義で、かつ、便利な行動(笑)

どんな試練のときも「祈る」という方法が与えられていることに
どれくらい支えられて、励まされて来ただろう・・・。



クリスチャンにとって、祈ることは神との対話。
個人的な祈りには、上手も下手もなく、
思い煩うことを素直に語り、変えられることへの智恵を求め、
変えられないことはどんどん委ねる(笑)


でも、この本を読んだら
「うわーーーっ☆」ってなりました。(笑)

 脳科学からみた「祈り」

最近よくテレビでお見かけする中野信子さんの本。
中野先生は、昨年勝間さんからご紹介いただいてお目にかかったことがあります。
話せば話すほど(テレビで拝見するより)面白い、チャーミングな女性です^^


この本、薄いし字も大きいのであっという間に読めちゃいますけど、
日常的な脳の「効果的な」使い方をシンプルに説明してくれています。

特に信仰的な本ではなくて、
「祈る」という行動について、脳科学という切り口から解説されています。
宗教や信仰を持たずとも、こんな風になれーとか、これを叶えてちょーだいとか、随時祈ってるでしょ?


そもそも(当たり前なんだけど) 「祈る」ということは脳に影響を与えるもの。

だって、思考活動であり、いろいろな感情が動く活動なんだから^^
手を組んだり声を出したりすれば立派な行為だしね…

なので、ポジティブな祈りとネガティブな祈りでは、脳に与える影響も異なる!
えぇ・・・ごもっともです。

以下引用

誰かに対して怒り・妬み・恐れ・不安といったネガティブな感情をもつと、それが社会的には「あまりよくないこと」であるとされているのを自分の脳はわかっていて、「ストレス物質」であるコルチゾールという物質が分泌されます。
<中略>
つまり、ネガティブな祈りは、自分自身に悪影響を及ぼす逆効果の祈りとなってしまうのです。人の不幸を祈るようなネガティブな祈りーー むしろ「呪い」に近いものと言えるかもしれませんーーは、まさにことわざに言うとおり、「人を呪わば穴二つ」の結果をもたらしてしまうのです。

引用ここまで

・・・おぉーー・・・
…って、べつに神様に向かって誰かを呪うようなことは無いんですけどね^^;;

一方、ポジティブな祈りは、脳内快感物質を出すことに繋がり、
特にβエンドルフィンは、脳を活性化し、記憶力や集中力を高め、身体の免疫もアップ!
となるわけです。


さらにさらに、
「ポジティブな良い祈り」と「ポジティブだが悪い祈り」にも微妙な違いがあって、
脳への影響も異なるといいます。

「ポジティブだが悪い祈り」とは、
自分が勝つために敵の失敗や不幸を祈るといった攻撃的な祈り。

その場合は、アドレナリンやノルアドレナリンなどの
「怒りのホルモン」分泌されるそうです。


じゃぁ、「ポジティブな良い祈り」ってどんな祈り?…っていうと、
競争や勝負に臨む場合でも、自分も相手も共に成長できることを祈る
仮に自分に敵対している相手でも、みんながよい方向にいけるようにと祈る
ことなんだそうです・・・。

 ふむ....。


正直に言えば、敵の成長や幸せを祈ることは簡単なことではありません。

気が向いて(笑)相手の気持ちを理解しようとしおらしく心を馳せてみても、
また顔を合わせて嫌みの一つでも言われたら
あっという間に「思い知らせてやる!」的な黒い感情が出てくるでしょ…(苦笑)


でも、相手のために祈ることが、間接的に自分の脳と心に効いて、
幸福な人生を送るために役立つのだと「科学的に実証されている」と言われると
持て余す感情にブレーキをかけることに役立つのではないかと思います。


祈り方を選べば、自分の心を整えやすくできる わけですな。

「情けは人のためならず」ということわざも科学的だということなのでしょう…^^

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