たまには、思考的な記事も書いておきましょうか…^^;


私がライフオーガナイズの考え方にふれてシビレタことの一つ…

「過去と未来に挟まれて身動き出来なくなっていませんか?」

というメッセージ。



暮らしの空間をぐるっと見回すと・・・



例えば、
誰かにもらったお土産のキーフォルダー(気に入ってたらすぐに使うはず!)
田舎の親戚が記念にと持たせてくれた置き物(しまったら二度と飾ることはない!)
若かりし頃の栄光香る賞状やトロフィー(いまの自分にはほとんど関係ない!)
多分(いや絶対!)人に見せない古い写真(誰かに処分される…なんて考えられない!)
今となってはあやふやな想い出の○○や△△(笑)

・・・等の、いまは何の働きもしていない過去の産物たちと…


例えば、
痩せたら着よう!と眺めているパンツ(痩せたら他のが欲しくなる…)
またいつか流行るからととってあるジャケット(流行とは微妙に変わるもの…)
引っ越したら使おうと思っていたバスローブ(バスローブが似合う家じゃなかった…)
来客用に用意してあるティーポットセット(ほとんどコーヒーなのにね…)
好みじゃないのに“もったいない”と感じてしまう○○や△△(笑)

・・・等の、やはりいまは何の働きもしていない未来のモノたち


限りある空間がこの二者たちに占領されていて
いま必要なものや、いま大切に使いたい品々が
どこか窮屈そうに居所に困っていて住みにくい空間になっている…


そんな状態ではないですか?
と、ライフオーガナイズと出会って自己評価を促されたのです。
(ドキッとしました^^;)




【過去】と【未来】に押しつぶされそうになって、
【現在】が快適でないというのは、
私がカウンセラーとして出会うクライアントさんたちの心の中にもよく見受けられます。


忘れてしまいたい【過去】を手放さず、
あって欲しくない【未来】を憂いてエネルギーを消耗する。

必死に生きているのに、
大切な【現在(いま)】の生活がちっとも満足できてない…。

それはどんなに生きにくいことでしょう。




でも、さらにライフオーガナイズで学びました。

どんなに他者からガラクタに見えるものであっても、

「モノを手放すというのは感情的な作業であると心得よ!」


だからこそ、思考の(心の)整理に付き合うのがライフオーガナイザーなのだと。
再び電流が走ったメッセージです。


つらい過去の記憶も、心配で仕方ない未来の不安も、
他者から見れば、早く手放してしまえばいいようなガラクタにみえるかもしれません。

でも、心の整理棚に収まっているものは、
目に見えるものよりもなお「感情」に包まれています。

誰かが無理矢理それをはぎ取ろうとすれば、
あらたな傷を作ってしまうことになるでしょう。


私は、過去への執着も、未来への不安も、
今が充実することによって払拭されるものではないかと考えています。

いま手に持っているもの(こと)、
いま大切にしたいもの(こと)、
いま自分に管理(コントロール)できるもの(こと)…

時間はかかるかもしれないけれど、
そのひとつひとつをしっかりと見つめることによって、
本当に必要なものをいつも手に届く使い易いスペースに収めていく…

空間も心の中も、それができるようになることが
自分らしく過ごすことになるのではないかと思うのです。





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